海藻のアルギン酸でダイエット

海藻は、私たち日本人にとって、なじみのある食べ物です。

日本人は、西洋人に比べて、海藻をよく食べることで知られています。

ノリをきちんと消化吸収するための酵素は、日本人にしかなくて、西洋人にはないといわれています。

私たちと海藻は、とても近い関係なのです。

一方、近年の日本人は、大腸がんの患者が増えています。

また、子供のころから肥満に悩むケースが増えています。

これは、私たちの食生活が西洋化しているためと言われています。

西洋化された食事では海藻が減り、肉の量が増えます。

海藻には大腸をキレイにしてくれるはたらきがあります。

そして大腸がんを予防します。

なにより、肥満を防ぐのに大きな効果があります。

海藻の腸へのはたらきは、海藻に含まれるアルギン酸によるものです。

アルギン酸というのは、昆布やわかめのヌルヌル成分のことです。

また、海藻には食物繊維が含まれます。

食物繊維は野菜にも含まれていますが、野菜の食物繊維と、海藻の食物繊維はちょっと違います。

それぞれで性質が違うのです。

アルギン酸は、水に溶ける水溶性食物繊維のひとつです。非水溶性の食物繊維に比べて、粘度が高いです。

粘度が強いということは、消化管に長くとどまるということを意味しています。

このことにより、胃の中の食べ物の滞在期間を延ばすことができます。

だから、満腹感が続きやすいです。

腸の中では、コレステロールの吸収を阻害してくれます。

また、腸の働きを整えてくれます。

だから便秘解消に効いて、ポッコリお腹の改善を期待できます。

アルギン酸は、このようにあれやこれや、いろいろな効果があるのです。

海藻の中でも、アルギン酸が特に豊富なのは、コンブ、ワカメ、ノリ、ヒジキなど

これらは、カリウム、カルシウム、鉄、亜鉛などのミネラルもたくさん含んでいます。

カリウムは、体内の塩分を排出してくれるはたらきがあります。

だから血圧安定に効果があります。

むくみ解消になります。

カルシウムは骨を丈夫にして、精神を安定させてくれます。

生理中はイライラしやすいので、カルシウムのはたらきで気分を落ち着かせられるのはありがたいです。

ダイエットというと、食事制限をすることになるので、どうしても鉄分不足になり、貧血をおこしやすいです。

亜鉛も不足すると、婦人科系の疾患を引き起こしてしまいます。

海藻を摂取すれば、こうしたミネラルを豊富に摂取できるので健康的にダイエットできます。

海藻を食べやすくして、毎日の食卓でムリなく食べられるようにしたいですね。

海藻ダイエットのやり方は、「海藻汁」を使います。

その作り方はこれからご紹介しますが、どのように組み合わせても、自分なりにアレンジしても大丈夫です。

ただし、1日4gの海藻を食べること。

これだけは守るようにしましょう。

寒天はコンブなどとは違い、非水溶性の食物繊維を含みます。

でも、量がとても多いので、そのぶん便秘解消効果は高いのです。

淡白な味で、おやつにもできます。

海藻汁ダイエットのバリエーションをもたせるために、いろいろな改装を交互に食べるといいですね。

ダイエットを成功させる秘訣は、続けること。

おいしくアレンジしで、長く続けたいです。

 ダイエットに効く海藻汁の作り方

どのようなダイエット法でも、スリムになるのには、多少の時間はかかるものです。

個人差はありますが、2週間は続けたほうがよいです。

ただ、その2週間、ずっと同じものを食べるのはつらいですよね。

そこで、いくつかの種類の海藻汁をつくって、飽きが来ないように工夫すると、続けやすくなります。

これからご紹介する中から、自分の好みに合うものを作ったり、組み合わせを変えてオリジナルの海藻汁を作ったりして、飽きない工夫をしてみましょう。

海藻汁で海藻ダイエットするときのポイントは、1日4g(もどした状態)の海藻を食べ、2週間はこれを続けることにあります。

コンブの海藻汁の作り方

①幅4cm、長さ15cm(だいたいで大丈夫です)のコンブ1枚を半分に切り、密閉容器に入れます。水を600ml注ぎます。

②密閉容器のふたをして、冷蔵庫か冷暗所に一晩おきます。

③朝起きて、200ml飲みます。残った汁はコンブ料理にも使えます。作った海藻汁は3日で飲み切りましょう。

ワカメの海藻汁の作り方(酢ワカメ)

①水に戻したワカメ2~4gを食べやすい大きさに切ります。

②切ったワカメを皿にもって、酢大さじ1程度をかけます。

③もどしたわかめ2g分なら1~2回に分けて食前に食べます。4gなら食後に食べます。


寒天の海藻汁の作り方(ヨーグルト寒天)

①棒寒天1本を見ずにつけ、ふやかしてゴミをとります。鍋にちぎって入れて、500mlの水で煮ます。

②棒寒天が煮溶けたら、密閉容器に流しいれ、冷蔵庫で冷やして固めます。

③ヨーグルト100mlに固まった寒天の4分の1を加えて食べます。

ノリの海藻汁の作り方(ノリごまスープ)

①ノリ1帖分をちぎって、300mlの水が入った投げに入れます。トロトロに煮ます。

②沸騰する直前で火を弱めて塩コショウで味付けします。

③昼、夜、食事と一緒に1杯ずつ食べます。コショウの発汗作用でダイエット効果が上がります。

いずれの海藻汁も、1日に1~2回とるようにしましょう。

そして、おすすめは食事の前に摂ること。

するとお腹が膨れてくるので、食べる量をコントロールできるようになります。

食べ過ぎ防止ができなくて悩んでいる方にはおすすめ。

お腹にたまるので、海藻汁で膨らませた分、食事後にすぐお腹がすいてしまうこともありません。

いくつかの海藻汁をご紹介しましたが、どの海藻汁を飲んでもOK。

なるべく飽きが来ないように、いろいろなものを食べるようにしたいです。

例えば朝はコンブ汁にして、昼は普通に食べる。夜はノリスープにする。

あるいは、朝は普通に食べて、昼は酢わかめにする。

夜はコンブ汁という感じでもいいですね。

ダイエットの成功は、楽しみながら続けることです。

海藻汁をおいしくつくって、健康でヘルシー、しかもヤセられるコンブ汁を楽しみましょう。

海藻ダイエット体験談

海藻はダイエットに効く食べ物だということは知られています。

海藻にはアルギン酸という食物繊維が含まれていて、これがダイエットに効くのです。

腸内でお腹のお掃除をしてくれて、便秘解消にも役立ちます。

海藻を使って、どのようにダイエットできるのかについて、実際の事例で見ていきましょう。

海藻ダイエット体験談①

「きなこココアダイエット」と海藻ダイエットを組み合わせた方法です。

きなこココアダイエットというのは、きなことココアを水または牛乳に溶かして飲むダイエット法のことです。

ドロドロのドリンクができあがります。

これを飲むと、お腹がふくれるので、食事量をセーブできます。

栄養価が高く、しかもダイエット効果が高いのですが、こういう飲み物系のダイエットをしていると、「歯ごたえのあるものが食べたい」という願望が出てきます。

そこで、海藻ダイエットをプラスするといいのです。

朝はゆでた野菜、肉、ごはん少々、具沢山の味噌汁。

油分をカットした献立にします。

昼と夜はきなこココア大さじ1ずつ、100mlの水に溶いたものと、糸寒天を麺のようにして、食べる「海藻汁」を小どんぶり1杯食べるというものです。

食事と食事の間でお腹が減ったら、とろろ昆布とだし汁でつくる「海藻汁」をマグカップ1杯飲みます。

もしくは、コンブの酢漬けを食べる。おやつも海藻にします。

海藻をごはんと間食で食べるようにすると、お腹いっぱいになり、空腹感を感じなくなります。

しかも栄養バランスにも優れています。

無理なダイエットをすると、お肌が荒れたりするものですが、海藻汁を使ったダイエットなら、かえって体調がよくなります。

吹き出物がなくなったりするという声もよくききます。

こういう風にダイエットをしていると、最初の1週間だけで、2kgのペースで体重ダウンしていきます。

そこから停滞期がきます。

しかし、めげずに海藻汁ダイエットを続けていると、また4週目くらいから体重が落ちて行って、次は1週間に1kgのペースで落ちていきます。

そのようにして、約2か月で8kg痩せられたというケースがあります。

海藻ダイエット体験談②

今度は海藻汁のエキスをのむという方法です。

朝2粒、昼3粒、夜3粒を、食事の後に水で飲むだけ、というダイエットです。

これを続けていると、食事の量を減らしたりせず、効果を出すことができます。

海藻汁の粒を飲みはじめて1週間たってくると、お通じが良くなってきます。

2日に1回は出るようになったりします。

体重も落ちていきます。

1か月ごとに1kgというペース。

3か月で3kgヤセられます。

海藻ダイエットを続けていると、体が引き締まってたるみがなくなってきます。

ウエスト周りもすっきりしてきます。

海藻汁のサプリメントを飲むだけなので、カンタンで続けやすいですね。

たっぷりの水と一緒に飲むようにしましょう。

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