白湯は、ダイエットには最適な飲み物です。
実は、白湯にある食材をプラスするだけでダイエット効果をさらに高めることができるんですよ。
その食材こそが、今回お伝えするしょうがです。
★しょうがは伝統医学の優秀食材
しょうがは、漢方において体を温める作用が強い食材として昔から重宝されてきました。
さらに、インドの伝統医学であるアーユルヴェーダにおいても、しょうがは消化力を高めて体を健康な状態にする効果が抜群だとして用いられてきたんですよ。
しょうがは昔から様々な国や地域で、人々の健康を守ってきた優秀食材なのです。
★しょうがに秘められた4つのダイエット効果
しょうがには、次の4つのダイエット効果が秘められています。
効果1 血流をよくする
しょうがに含まれている辛味成分ジンゲロールには、血管を広げて血流を改善する効果があります。
効果2 代謝を高めて痩せ体質にする
しょうがの成分であるショウガオールには、熱を作り出して体を芯から温める作用があります。
ショウガオールによって体が温まることで、代謝が高まり、痩せ体質になれるんですよ。
効果3 胃腸を元気にする
しょうがには、胃腸を元気にして消化する力を高める作用があります。
消化力が高まることで、巡りのよい体に改善できます。
効果4 脂肪を燃やし脂肪の蓄積を防止する
しょうがの成分であるジンゲロンには、脂肪の燃焼を促す効果があります。
さらに、ジンゲロールには脂肪が蓄積するのを防止する作用があるため、しょうがを食べることで脂肪を溜め込みにくい体を作ることができます。
★しょうが白湯にするとしょうがのパワーがアップする!
しょうがの効果は、しょうが白湯にすることで、さらにパワーアップします。
それは、しょうがを加熱することによって、ジンゲロールがショウガオールという成分に変わるためです。
ショウガオールは、上述した通り、体を温めて代謝を促進する効果に優れています。
しょうが白湯で、ショウガオールをたっぷりと摂ることで、燃焼系の体になれるのです。
★しょうが白湯の作り方
しょうが白湯の作り方はとても簡単です。
1. しょうがを薄くスライスする
2. スライスしたしょうが2~3枚をやかんに入れる
3. やかんに水を入れる
4. やかんを強火にかけて沸騰したらフタをとる
5. ぶくぶくと大きな泡が出る程度の火加減で10~15分沸かす
基本的な白湯の作り方は全く同じで、お湯を沸かすときにスライスしたしょうがを入れればいいだけです。
また、しょうが白湯を持ち歩きたい方には、次の作り置きレシピがおすすめです。
1. 保温できる水筒にスライスしたしょうがを入れる
2. そこに熱湯を400ml注ぎ入れる
3. しっかりフタをして3時間以上蒸らしてから飲む
★しょうが白湯の正しい飲み方
しょうが白湯を飲むときのポイントは以下の通りです。
ポイント1 食前に飲む
しょうが白湯は食前に飲むことで、脂肪の吸収を防止して、ダイエット効果を高めることができます。
また、胃腸の働きをサポートする効果も期待できますよ。
ポイント2 朝と夜の2回飲む
しょうが白湯を飲むタイミングは、朝の食前と夜の食前がおすすめです。
朝と夜に飲むことで、体を温める効果を高めることができます。
ポイント3 1日あたり2~3杯を目安にする
しょうがは胃腸によい働きをしますが、摂りすぎると逆に胃腸の負担になってしまいます。
そのため、しょうが白湯は1日あたり2~3杯にとどめ、飲みすぎないようにしましょう。
★飲みにくい人ははちみつでアレンジしよう!
しょうが白湯がどうしても飲みにくいという方は、ハチミツを入れると飲みやすくなりますよ。
ぜひ試してみてくださいね。