夏太りを防いで効率よく痩せるためには、内臓冷えを改善したり予防することが大切です。
内臓を温めて内臓冷えを解消するのにおすすめなのが、白湯です。
実は、白湯には内臓を温めて痩せやすい体質にする嬉しいダイエット効果がたくさん詰まっているんですよ。
★白湯はアーユルヴェーダでも重宝されている
白湯は、アーユルヴェーダで昔から健康の維持や老化防止のために用いられてきた健康法の一つなんですよ。
アーユルヴェーダとは、インドの伝統医学のことです。
世界3大伝統医学の一つであり、世界保健機関(WHO)からも予防医学として認定されており、世界的にも注目されています。
実は、このアーユルヴェーダにおいて、白湯は体を元気に甦らせる魔法の飲み物として扱われているのです。
★痩せ体質になれる!白湯の嬉しい効果
それでは、白湯にはどのような効果が期待できるのでしょうか?
白湯を飲む習慣を身につけることで、得られる効果は次の5つです。
効果1 内臓が活発に働くようになる
白湯は胃腸を優しく温めてくれます。
夏の内臓冷えで機能が低下した内臓は、白湯で温められることで元気を取り戻し、復活します。
すると、消化する力が高まり、全身の細胞が元気になるんですよ。
効果2 体の中が浄化されてきれいになる
内臓の機能が回復すると、体の中に溜まった毒素がスムーズに排出できるようになります。
すると、腸内がきれいに浄化され、便秘が解消されたり、やせ菌が増えるなどダイエットにプラスの効果が得られます。
効果3 血流が良くなる
体の中が白湯によってきれいに浄化されると、体全体の循環がよくなります。
すると、内臓冷えで停滞していた血液の流れも良くなります。
血流が良くなることで、体全体が温められ、冷えにくい痩せ体質になることができるんですよ。
効果4 代謝が高くなる
消化する力が高くなって細胞が元気になったり、血流が良くなることで、代謝が高まります。
代謝が高くなると、消費カロリーが増え、効率よくダイエットすることができます。
効果5 自律神経が整う
胃腸は自律神経によって働きがコントロールされています。
そのため、胃腸が白湯によって優しく刺激されると、副交感神経が活性化して心身がリラックスします。
白湯を飲むと、ホッと気持ちが落ち着くのは、副交感神経が優位になるからなんですよ。
★体調によって白湯の味が変わる!
実は、白湯の味は体調によって変化します。
内臓が元気で体調がいいときは、白湯はほんのり甘く美味しく感じます。
一方で、体に毒素が溜まっていたり、内臓の機能が低下していたり体調が悪いときは、白湯がまずく感じられます。
白湯はダイエットの強い味方になるだけではなく、体調チェックの指標にもなるんですよ。
白湯の正しい作り方と飲み方
夏太りに効果的な白湯ですが、ただお湯を飲めばいいと思っていませんか?
実は白湯には正しい作り方や飲み方があります。
間違った方法で作った白湯では、きちんとした効果が得られないのです。
さらに、飲み方を間違えると、体に悪影響になることもあります。
そこで今回は、ダイエットのための白湯の正しい作り方と飲み方についてお伝えします。
★白湯の正しい作り方
正しい白湯の作り方にはちょっとしたポイントがあります。
ただ単にお湯を沸かせばいいわけではないんですよ。
白湯の正しい作り方は以下の通りです。
1. 浄水された水やミネラルウォーターなど、きれいな水をやかんに入れ、強火で沸かします。
2. アーユルヴェーダにおいてよい白湯とは、水・火・風の性質をバランスよく含んだ白湯です。
そのため、換気扇をつけて部屋に風を入れながらお湯を沸かしましょう。
3. 水が沸騰したら、やかんの蓋をとります。
4. 水からぶくぶくと大きな泡が出るように火加減を調節してください。
5. 10~15分程度沸騰させたら完成です。
少し多めに作った場合は、保温できる水筒などに入れておくといいですよ。
★白湯の正しい飲み方
白湯が出来たら、早速以下の5つのポイントを守って正しく飲んでみましょう。
・朝一番にコップ1杯分飲む
代謝を高めて痩せ体質になるためには、朝一番にコップ1杯の白湯を飲むと効果的です。
・少しずつすすりながら飲む
白湯は沸いたら50~60度程度の飲める温度になるまで少し冷まします。
飲むときは一気に飲むのではなく、少しずつすすりながらゆっくりと飲んでください。
一気に飲むと胃腸の負担になってしまいます。
・冷めたら作り直す
冷めてしまった白湯は再度沸かし直して飲んではいけません。
作り置いた白湯が冷めたら、水から作り直しましょう。
・1日あたり600~800mlを目安にして飲みすぎない
白湯が体にいいからといって飲みすぎは、健康を害してしまいます。
1日あたり600~800mlを目安にするといいですよ。
★食事のおともにも白湯を取り入れよう!
内臓冷えを予防・解消して痩せ体質になるためには、上述の通り、朝の体温が一番低い時間帯に白湯を飲むのが効果的です。
さらに、余裕がある方は食事と一緒に白湯を飲むことをおすすめします。
食事のおともとして白湯を1杯取り入れることで、胃腸の働きをサポートすることができます。
また、お酒を飲むときに白湯を交互に飲むことで、アルコールから肝臓を守ることができますよ。
★寝つきが悪い方にも白湯はおすすめ
寝つきが悪いときにも、白湯を取り入れてみてください。
白湯を飲むことで副交感神経の働きが活発になり、眠りやすくなりますよ。
朝・昼・晩と白湯を上手に活用して、痩せ体質を手に入れてくださいね。